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曇天だしあまり咲いていない:その4

前回記事の続きです。


2019年3月30日土曜日
曇りだし満開じゃないし寒いしで花見どころではない。ではないのだが、権現堂公園に続いて次の桜スポットへ向かう。埼玉県さいたま市にある「見沼田んぼ」へ。

埼玉県道105号(さいたま鳩ヶ谷線)から埼玉県道214号(新方須賀さいたま線)へ。すぐに「締切橋」にて見沼代用水東縁を渡る。
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さいたま市緑区からさいたま市見沼区へ。
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県道から離れ見沼田んぼ内を通るさいたま市道22071号線を走る。何やらウォーキングツアーの一団に出会う。自分にとって当地は初めてだが、ウォーキングや散歩、花見客、そして農作業の人々。じつに人が多い。
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広大な田園風景が広がる。さいたま新都心にこのような田舎風景が隣接している事に驚く。あちこちに桜が咲いている。見沼代用水の東縁および西縁沿いに総延長約20㎞におよぶわが国有数の桜回廊がある。
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かつて関東平野の広い地域は古東京湾の海底であり、当地においては古芝川が大宮台地を侵食した地形が入江の様相を呈していた。弥生期には海退が始まり、以前の入江は沼沢地となった。この状況は長く続いたが、家康による関東開発が始まると芝川下流域の灌漑のため、1629年に関東郡代の伊奈忠治が「八丁堤」を建設、芝川締切を行なった。これにより沼沢地はY字型の広大な溜池となり、「見沼溜井」と呼ばれた。見沼によって下流域は潤ったが、一部の田畑は水没したため埋め立てて田畑に戻す動きもあった。これにより貯水能力が低下し水害が発生、下流域からの溜井回復の訴えが出される等の混乱があった。時は下って見沼の土砂堆積によりこれまた貯水能力の低下による水害が発生した。1727年、見沼の水害に溜井廃止の請願が出され、享保の改革に伴う新田開発を進めていた八代将軍吉宗は勘定吟味役に井沢弥惣兵衛(紀州藩士)を登用、八丁堤を破って見沼溜井の干拓を行なった。干拓により広大な見沼は田畑となり、水害時の排水のため荒川に通じる放水路を開削した。そして見沼に代わる灌漑用水路として「見沼代用水」を開削、利根川より取水する延長80㎞を超える水路を整備した。見沼代用水は見沼だった地域で分流し、それぞれ旧見沼の東縁と西縁を流れる。東縁水路と西縁水路を結ぶため1731年には閘門式運河である「見沼通船堀」が開発され、内陸水運に重要な役割を果たした。見沼代用水は現在は「利根大堰」より取水されており、近代化改修を経て現役である。

再びさいたま市緑区へ。市道L-776号線「宮後橋」にて見沼のほぼ中央を流れる芝川(荒川水系・荒川支流)を渡る。向こうに見沼代用水西縁沿いの桜並木が見える。
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芝川上流方向を見る。さいたま新都心のビル群が見える。
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下流方向を見る。市道L-717号線「見沼大橋」が見える。
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そのままちょっと進むと見沼代用水西縁に架かる「北浦橋」に達する。
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見沼代用水西縁の桜並木。「宮本第四公園」付近。
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晴れていれば・・・。
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そのまま進み、「宮本二の橋」へ。屈曲河道の見沼代用水西縁を再び渡る。
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「市道L-674号線」(見沼グリーン農道)をしばらく進むと「新見沼大橋」下を通過。国道463号「越谷浦和バイパス」の橋。初めての見沼田んぼ。左右を見ると西縁水路にも東縁水路にも見事な桜並木が続く。どこで撮ったらいいか迷う。
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国道463号に出る。
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埼玉県道235号(大間木蕨線)へ。見沼田んぼのあちこちを巡って桜撮影を行う予定だったが、晴れていないので気分が盛り上がらない。しかしせっかくここまで来たのだから、見沼通船堀の桜を撮ろう。
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「見沼通船堀公園」へ。付近を流れる見沼代用水西縁の桜並木。
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かなり咲いているが、満開にはほど遠い。
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曇天なので撮るのが難しい。
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東縁水路、芝川、西縁水路を連絡する見沼通船堀。かつての内陸舟運の遺構。
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ソメイヨシノは五分咲き程度。早咲きのカンザクラ系は満開だった。
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青空ではないので苦戦。透過光狙いで頑張ってみたが・・・。
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満開ではないので並木を重ねて撮ってボリューム感を狙う。
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通船堀の桜。この辺りは西縁通船堀。復元された関(閘門)も撮りたかったが、晴れていないのでヤル気が出ず。
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少しだけ歩き回って見沼田んぼでの撮影を終了。次の桜スポットへ向かう事にした。
(見沼田んぼの桜については4月6日に再度撮影を行っているので、後日レポします)
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(つづく)

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